記事公開:2018.12.26 記事更新:2020.2.14
バスが好きなので週に何度もバスに乗っています。(タクシーが苦手というのも大きいです…)
バスはドアが一つのみの小型バスから通常の大型バスまで様々ですが、乗り方はほぼみな同じです。
ホーチミンのバスの乗り方についてまとめてみました。
Busmapアプリでルートを確認
乗る路線やバス停がわかっている場合はここは読まなくて大丈夫です。
どの路線に乗ればよいかは、「Busmap」アプリを利用して確認します。
BusMap – Xe buýt thành phố
BUSMAP COMPANY LIMITED無料posted withアプリーチ
Web版でも見ることができます。
①アプリをダウンロードして、言語を設定します。
②位置情報をONにすると、現在地が青丸で表示されます。右下の+マークを押します。
③Directionsマークを押します。
④出発地と目的地を入力してDIRECTIONSを押します。右横のボタンは現在地を指定できるボタンなのでそれを押してもOK。
仮に現在地のサイゴンセンター→ビンコムセンターで検索してみました。
⑤ルートがいくつか表示されるのでどれかを選びます。この場合04番を選んでみます。
⑥ルートが表示され、乗るバス停と降りるバス停がわかります。
⑦バス停を押せば、そこに何番のバスがあと何分で来るかまでわかります。
※ アプリはだいたいのバスを網羅していますが、実際に走っているけどバス停の情報に載ってこない路線もたまにあります。
バス停の目印
道路にオレンジ色のギザギザマークがあるのが目印です。
横に青い標識があることもありますが、ないこともあるので道路を見た方が確実かと思います。
乗り方
目当てのバスが来たら、手を挙げて合図します。現地の人は”おいでおいで”みたいな合図をすることが多いです。
バスは完全に止まってくれないことがほとんどなので、急いで乗ります。
基本は前から乗り、後ろから降ります。
が、後ろしか開けてくれなかったり、1つしかドアがない場合もあるのでそこは臨機応変に◎
料金を払う
料金は路線によって異なり、5,000ドン~7,000ドンです。
具体的には、路線距離が
- 15km以内:5,000ドン(約25円)
- 15~25km:6,000ドン(約30円)
- 25km以上:7,000ドン(約35円)
になります。
が、慣れるまではとりあえず7,000ドンを用意しておけばOK。
そのうち何度も乗る路線であれば覚えていきます。
乗ってまず料金を払いますが、車掌さんもいるバスか、ワンマンバスかで支払い方が違います。これまでの経験ではワンマンでないバスのほうが多いです。
ちなみに現金で乗る以外に、回数券もあります。詳しくはこちらの記事で書いています。
車掌さんがいる場合
車掌さんはたいていドア付近にいて、乗客のところまで料金を回収しに来ます。(おしゃべりに夢中でなかなか来ないこともよくある 笑
お金を渡してチケットを受け取ります。
ワンマンバスの場合
ドライバー横のボックスに料金を入れ、ボタンを押すとチケットが出るので受け取ります。
ボタンが分からなかったら、たいていドライバーが代わりに押してくれます。
お釣りが必要な場合は、ドライバーが運転しながら返してくれます。
どの場合もチケットは降りるときまで持っておきます。
降り方
降りたいバス停の1つ前のバス停を過ぎたあたりで、降り口付近に移動します。
降車ボタンを押して降りる合図をしますが、このボタン、壊れていることもあります。
その場合は車掌さんかドライバーに「ghé trạm(ゲー チャム)」と伝えます。
(”ghé”は寄る、”trạm”はバス停の意)
この伝えるのがたぶん一番難易度高いと感じるところなのですが、ジェスチャーでもたいてい伝わります。
声の小さい&発音に自信のない私がよくやるのは、車掌さんに目くばせをして”降ります”と言って降り口のドア付近に行くと、たいていドライバーに「降りる人おるよ」と代わりに大きな声で伝えてくれます。お昼すぎとかだとよく寝てたりしますが… 笑
降車時も完全には止まってくれません。
後ろからバイクが来ていないか確認しながら、さっと降りましょう。
その他注意すること
乗降時に完全に止まらなかったり、運転が荒かったりするホーチミンのバス。
でもお年寄りや体の不自由な人が乗ってきた場合は、ちゃんと完全停止して乗り降りを手伝っています。
そういった人にすぐに席を譲れるようによく周りを見ておきましょう。
それから、車内でスリにあったことはありませんが、ベトナムの人に聞くと、やっぱりスリは車内にもいるのだとか…。
持ちものには十分注意を払っておくにこしたことはないですね。
英語については、空港行きの路線以外ではほとんど通じないです。
番外編:バイクレーンの先にあるバス停
1区など中心部にあるバス停は、車道のすぐそばにバス停やベンチがありますが、少し郊外に外れると、バイクレーンをはさんだ先にバス停があったりします。
その場合はバイクレーンを渡った先まで行ってバスを待ちます。
日除けやベンチなんてないので、待つのはけっこうしんどいんですよね…!
私はBusMapアプリを見て、目当てのバスが近くなったら移動したりしてます。
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