チャオプラヤ川の向こう、アイコンサイアム周辺のエリア「クロンサン」をぶらりと散歩してきました。
中華寺院やマーケットなど見たのですが、ソムデットヤー公園という緑の多い公園が特によかったです。
ヤワラートから船でクロンサン地区へ行く
クロンサンと言っても広く、BTSのゴールドラインなど色々な行き方がありますが、今回はヤワラートから渡し船に乗って行きました。
MRTワットマンコン駅から徒歩12分ほどで、「Ratchawong」というピアに着きます。
地図はこちら。
ここは初めて行ったのですが、地元の人が行き交うローカルな雰囲気。チャオプラヤエクスプレスボートのオレンジラインも泊まる乗り場です。
渡し船の乗り場は入ってすぐの場所。
お客さんはヤワラートで買いものをしたらしき地元の方々がほとんど。
料金は3.5バーツ。降りるときに払います。
クロンサンを歩く
対岸のターディンデーンピアを出ると、バイタクやソンテウ(小さいタイプ)が停まっていました。
すでにのんびりした空気。
船着き場すぐ横には複数のおしゃれなカフェへの案内板があって、散歩は始まったばかりだというのについ足が向きそうになるという…
ターディンデーン市場
通りをてくてく歩くと右手にターディンデーン市場があります。→地図
でもこの時は、ちゃんと区画になった場所はほとんど閉まっていました。残念。
ただ市場の周辺には露店がたくさん並んでおり、それなりに活気がありました。
ソムデットチャオプラヤ ソイ3
ソムデットチャオプラヤ通りにつきあたってから右に曲がり、ソイ3へ。
ここのソイ、のどかでとても雰囲気が◎。
タイでこういうソイをぶらぶら歩くと幸せを感じます。
少し横道に入ると、バンコクでよくあるようなコンドがあったり。
私は妄想が好きなので、こういうコンドを見つけると「ここに住んだらどんな感じだろう?」とかよく考えます。アイコンサイアム近いからよく行くだろうな~ とか 笑
ソムデットヤー公園
ソイをまっすぐ行くと、左手にソムデットヤー公園に着きます。→地図
写真の入り口は閉まっていて、実際は手前の入り口から入ります。入場は無料。
ここは前プミポン国王のお母さまであるシーナカリン皇太后を記念した公園です。93年に建てられ、97年にオープンしたそう。
入ると、ここは欧州の公園?と思うようなきれいに整備された庭園です。
ん~美しい。芝生がまぶしい~!と思ってよく見たら人工芝でした。
先へ進むと両脇が記念館になっています。説明には英語表記もあるので外国人でも大丈夫。
金細工職人の娘として生まれられた皇太后の幼少期のことや、王子とのご結婚、その後スイスでの暮らしの様子などが展示されていました。
受け取ったパンフレットもデザインが素敵でセンスがよかった。
こちらは子ども時代の家を再現した建物。
それにしても緑が多くて本当に気持ちのいい場所です。
南国らしい鳥の声もして、こういう雰囲気大好き。
一番奥では地元の人が太極拳中。
全体的にこじんまりとはしていますが、見ごたえのある公園です。
行ったときは観光客らしき人は誰もおらず、地元の人が憩いの場として訪れている様子でした。それでも人数が少ないので雰囲気はのんびり。
関帝廟
公園を出てさらに行くと、三国志の関羽を祀った中国寺院の関帝廟があります。→地図
目立つので、チャオプラヤ川をボートで通るときにいつも見えて気になっていた寺院。
爆竹が何度も鳴らされていました。
爆竹の残骸をそうじ→また鳴らす→そうじの繰り返しで忙しそうでした。
こちらは寺院の壁画。イケメンな感じで描かれています。
カフェ「My Grandparent’s House」
関帝廟のすぐそばに、「My Grandparent’s House」というカフェがあります。→地図
ここも気になっていたお店だったのでやっと来れて嬉しい。靴をぬいで入ります。
なかは古民家を改装したようなつくりで、とてもレトロ。
チャオプラヤ川も眺められます。
注文とお会計は先に、奥のカウンターですませるスタイル。
食事メニューは少ないので、お茶利用の方がいいと思います。
歩き疲れたのでラテ(70バーツ)を飲んで休憩。本当におばあちゃんの家みたいな雰囲気でくつろげました。
帰りは、ソムデットチャオプラヤ通りに出て6番バス(青紫色のエアコンバス:15バーツ)に乗り、アイコンサイアムに寄り道。
たくさん歩いた後は、しばらくエアコンのある場所で涼まないとそろそろしんどい季節になってきました。
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