中欧旅行と言いつつドイツのベルリンにも足を延ばしたのですが、ベルリンで最も印象に残り、行って良かったスポットが、「テロのトポグラフィー」。
ドイツの加害の歴史についてくわしく学べる歴史博物館です。
あまり日本のガイドブックには詳しく載っていないので行ってから詳細を知ったのですが、入場は無料、日本語のオーディオガイドがスマホで聞けるので、日本人にも理解しやすくとてもおすすめです。
テロのトポグラフィーの場所
東西ベルリンの間にあった検問所「チェックポイントチャーリー」から徒歩5分。
「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」からも14分ほどなので、周辺の観光とあわせて訪れると良いです。
ここはナチスのゲシュタポの本部があった場所なのだそうです。
博物館の様子
展示は屋外と屋内、両方にあります。
写真がなくて申し訳ないのですが、屋外にはベルリンの壁が一部残されており、その裏側に1933年~1945年のナチス政権の歴史についての展示がされています。
屋内はこの博物館に展示があります。入場は無料。
展示の内容はナチスのユダヤその他に対する加害の歴史についてです。
カウンターにはオーディオガイド用のQRコードが貼られているので、スマホで読み取ってガイドを聴くことができます。
日本語があるのがありがたい◎
館内にはフリーWifiが飛んでいるので通信料も気にしなくてOK。
ガイドは約1時間ほどあります。展示に沿って詳しい説明を聞けます。
展示には衝撃的な写真も多く、説明と共にかなり見入ってしまいました。
自国の負の歴史(それも近代史)を客観的に学べる博物館、というのは日本でも他の国でもあまりないのでとても勉強になりました。
屋内の見学はオーディオガイドで約1時間、屋外の展示も約1時間かけて観たので、休憩を含めて2時間半ぐらいいました。
非常に見ごたえがあるので時間をとって行くのがおすすめです。
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