以前から興味のあった、サムットプラカーン県の「バンプーリゾート」へ行ってきました。
乾季の頃にカモメの大群が見られることで知られた保養地です。
今回はショートトリップ的にBTSとソンテウで。
海辺に面したレストラン「Sala Sukjai」もあわせて行きました。
カモメが見られる時期は?
バンプーリゾートは1934年にバンコク市民のためにつくられた保養地だそう。
チベットやモンゴルなどから飛来するカモメが見られるのはタイ国政府観光庁のサイトによると、毎年11月~5月頃。
夕暮れ時が美しいと言われているので、今回は17時ごろに着くようにしました。
プロンポン周辺からだとBTSとソンテウで1時間ほどです。
バンプーリゾートへの行き方(BTS・ソンテウ利用)
現在南側の最終駅、BTSケーハ(Kheha)駅から車で10分ほどのところにあります。
地図だとこちら。
ケーハ駅を降りて3番出口を出るとソンテウとタクシーが並んでいます。
ソンテウのスタッフと思しき女性にカモメの写真を見せると、どのソンテウに乗ればいいかすぐ教えてくれました。
Google Mapを確認しながら10分ぐらいすると、バンプーリゾートのあるちょうど手前に歩道橋があるので、そこで降ります。
地図だと、ざっくりこのあたり。
ほかにお客さんが何人も降りていたので、降車スポットなのかも。
料金は8バーツでした。
歩道橋を渡るとすぐ先にバンプーリゾートの入り口が見えます。あとは検温を受けてまっすぐ進むだけ。
カモメの大群に会う
まっすぐ行くとスクター橋になって、目に入ってくるカモメの大群!
とにかくたくさんいて、弧を描くように飛んでいます。鳥好きなので、この時点でテンションあがる。
えさを売っているので、さっそく購入。
20バーツのものを買ったけど、十分な量でした。橋のもっと先に、もう少し少なめの10バーツサイズを売っていたので、ちょっとでいい場合はそちらでもいいかも。
えさは油っぽいので、手を洗う用の桶・石けんが準備してあります。
左下の男性のように、えさを手にのせて待っているとパクリとカモメが食べていきます。
たまに激しい子がいて、くちばしが手に強くあたってちょっと痛い。でも楽しい!
夕日とカモメ、絵になります。
とても平和な風景で癒されました。
シーフードレストラン「Sala Sukjai」
存分カモメを愛でた後、橋の先端にあるレストランへ。
入って右手前にカフェ、奥の左右にそれぞれレストラン入り口があります。
右側の方が夕日がよく見えそうだったので右側のエリアへ。
お店はオープンエア。この時期はまだ涼しくて快適。
メニューは最初タイ語のみのものを渡されたけど、外国人だとわかると写真入り英語ありのメニューを出してくれました。
種類はたくさんあります。こちらは一部。
頼んだのは、、
クンオップウンセン 180B
蟹入りオムレツ 90B
カオパットプー(S) 70B
2人でちょうどいい量でした。特にカオパットはパラパラで美味しかったな。Lサイズ頼めばよかった。
ソフトドリンクとあわせて410バーツ。
18時45分ごろお店を出ると、もうカモメも人もほとんどいなくなっていました。
さいごに:バンプーリゾートは日本軍が上陸した場所
のんびりしたいいところで楽しかったのですが、ひとつ興味深いと思ったこと。
上に書いたタイ観光庁のサイトによると、この橋、1941年に日本軍が上陸したそうなのです。
この保養地、実は日本とは深い関わりがあり、真珠湾攻撃と同日の1941年12月8日、旧日本軍約1,000名が、現在海上にあるレストランへ架かかるスックター橋へ上陸したという歴史があります。
説明によると、その際、旧日本軍はタイ陸軍と2km隔てた距離で向かい合い、一時緊迫した状態となりましたが、その後タイ政府との協力関係を結ぶための条約を締結したため、武器を用いての戦いは辛うじて避けることができたとのことです。敷地内にはその出来事を記念する石碑が設けてあります。
そんな歴史があったなんて。
石碑を探してみたのですが、橋周辺には見つけられませんでした。敷地は広いので、もっと別の場所にあるのもしれません。
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