【カナダ】紅葉時期の10月のトロントをさんぽ

カナダ
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タイから遠い、カナダ東部のトロントへ旅行をしてきました。

なぜカナダ?ですが、単純に夫と出会ったのがトロントで、結婚10周年の記念旅行として行ってきたというのが理由。

10周年は本当は去年だったのだけど、コロナ禍で行けなかったので1年延期で。

トロントに住んでいたのは10年以上前なので、変わったところ、前と変わっていないところありで昔を思い出しながらの旅行になりました。

ちょうど紅葉時期のため、あわせてメープル街道の1つ、アルゴンキン州立公園にも行ったら本当に美しかった。

今回はトロントの街をひさびさに歩いた、感想メモ記事です。

特に観光情報などはなく、思ったことをつらつら書いています。

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トロントの街をさんぽ

さんぽの始まりは、ヤングブロアの交差点から。

小さい交差点だけど、なぜかここが私の中でのトロント中心部の起点。

少し北に歩いて、よく来てた公共図書館へ。

みんな勉強していて、とても静か。この静寂が良い。

以前はなかった、味集中カウンターみたいな勉強部屋ができていました。これ、いいな~

今度はヤング通りを南下してテクテク。コロナ禍の影響か、けっこう閉まっているお店が多かった。

広場ダンダススクエアとイートンセンター。

イートンセンターは前はもっと広かった気がするけど、今回はあまりそう感じなかった。

タイに住んでいると、巨大ショッピングモールがたくさんあるからそう感じるのかも。

トロントといえば、の写真でよく出てくるトロント市庁舎。

昔はなかったTORONTOの巨大文字は、2015年にできたらしい。

隣にある旧市庁舎は趣があって美しい。

この周辺には、ときどき食べていたホットドッグスタンドたちがまだあった!

値段は当然ながら値上がりしていて3~5ドル。でもトロントでこの値段はまだ安い。

赤と白の色合いがかわいいストリートカー。車体が新しい。

さらに南下して、生鮮食品を売るセントローレンスマーケット。

ここは1803年オープンという老舗マーケットであることを今回知りました。200年以上前とか、そんなに古かったなんて。バンコクの最古のナンルーン市場が1900年かららしいので、けっこうすごい。(すぐタイと比較してしまう)

この日のゴール、ユニオン駅と横に見えるCNタワー。

寒かったけどよく歩いた!

別の日は、少し西に足を延ばして、コリアンタウン。

トロントのコリアンタウンはけっこう規模が大きい。

当時日本食スーパーはなかったので、ここのコリアンスーパーによく買い出しに来ていました。外国に住むと思うけど、近い食文化の国のスーパーってほんとありがたい。

コリアンタウンには小さな個人経営の八百屋さんが点在。

りんごがゴロゴロ。このラフな感じが良い。

ハロウィンが近いから、大きなかぼちゃ。

ここからブロアに向かって歩いて、独特な形のロイヤルオンタリオ博物館。

ちょうど前で演奏をしていて、踊る人たち。

トロントはとにかくいろんな人種の人がいるのがおもしろい。

そんな人たちが演奏して、踊って…平和な風景。

ベイエリアにあるカナダのブランド、「Roots」の路面店。

ヤングブロアの交差点に戻ってきたら、フリーパレスチナのデモをやっていました。

この日もよく歩きました。

10月のトロントの紅葉

今回行った10月半ばは木が色づき始めていて、街を歩いているとどこも紅葉がきれいでした。

しばらく東南アジアにいるから、紅葉を見るのは6~7年ぶり。黄色や赤色の葉っぱが目にまぶしい◎

市民の憩いの公園、ハイパークへも。

リスは写真を撮ろうとしたらすぐ逃げてしまう。しっぽがフワンフワン。

食べたものなど

カナダ料理といえばプーティーン(フレンチフライにグレービーソースをかけたもの)ぐらいしかなく、あまり食べたいものがないのが正直なところ。

ということで以前よく食べていたお店に行ったりしました。

以下はその一部。

カナダで必ず食べたい、と思っていたのはコリアンタウンのカムジャタン。

コリアンタウンの韓国料理店ではだいたいあった気がする。カナダの豚肉が安いのと関係しているのかな?

お肉の量が多くてボリューム満点。寒かったから余計美味しかった。

朝食や休憩によく利用したTim Hortons。

当時は考えたことなかったけど、物価が上がりつつあるカナダでは、Timってかなり安いんですよね。

コーヒーSが1.59ドル(約173円)、クリームチーズ入ベーグルが2.79ドル(約304円)。

コーヒーにDecafが選べるようになっていて、助かった。

それから昔よくいっていたBathurst×Dupontの交差点にある、古き良きアメリカンダイナー。

ここ、当時はよく知らなかったけどかなり昔からあるらしい。

時が止まったかのようなノスタルジックな店内。

料理は普通なんだけど、現在はスペイン系のやさしいおじいちゃんが働いていて、温かい空気が流れていました。

とてもジャンキーな朝食。でもこの雰囲気の中で食べるのは至福。

旅の終盤、米麺がどうしても食べたくって駆け込んだベトナム料理店のフォー。

なぜ肉なしかというと、現金のみのお店でキャッシュが足りず一番安いフォーにしたから。

なるべくカードを使って、現金は最低限しか両替しなかったのでこんな問題が…笑

でも洋食に疲れていた胃にフォーは沁みて、本当に美味しかった。

ちなみに食事に関してはパックご飯を持っていき活用したりして、なるべくお米を食べるようにしていました。

タイで売っている、"サトウのごはん"的なタイ米パックご飯
コロナが開けて、ヨーロッパなどお米が主食でない国への旅行をよくするようになりました。でも個人的にパンやパスタなど洋食がそこまで好きではなく…コメ大好き人間なので旅先でもどうしてもお米が食べたいんですよね。そこでタイで売っている"サトウのごは...

まとめ

カナダでは2018年から、成人は娯楽用の大麻の所持や使用が認められています。

そのため街を歩いていたら、大麻を吸っている人が多くてたばこよりも大麻の匂いがよくしました。

あと、自分たちがいた頃よりも有色人種が増えたように感じました。カナダはずっとかなり移民を受け入れ続けているので、当然といえば当然なのかも。

10月半ばのトロントはもう既に日本でいう冬で、晴れて暖かい日は14度ぐらい、小雨で曇っている日は4度とかで、かなり気温差が激しかったです。10月ってこんなに寒かったっけ。

今回行き先をトロントにしようと言ったのは夫の方で、私は2人とも行ったことのない国に行こうと言っていました。

なぜなら昔住んでいた思い出の街に行くのは、昔の恋人に会いに行く的な怖さがあるから…

がっかりしたらどうしよう、って思っていたんです。

カナダは初めて住んだ海外の国で、当時はカナダ最高、トロント最高って思っていました。

でもその後に今住んでいるタイという異常に(?)住みやすい国を知ってしまった。

美しい思い出は美しいままにしておきたい。

そう思いながら今回行ってみて、実際、前と変わっている部分を見たり、えっこんなだったっけ?と感じて寂しく感じた部分も正直ありました。

特に着いて最初のあたり。

でもそれは街が変わったというより自分の捉え方、考え方が変わった部分も大きいんですよね。

結果的に、以前住んでいた時には行ったことのなかった場所を行ってみたり、新しい体験をしたので、思い出だけをなぞる旅じゃなくて、”2022年の旅”として昇華できたので行ってよかったなと。

自分の根っこは旅好きなので、純粋に旅行は楽しいし。

これを皮切りに、また国外旅行へたくさん行けたらいいなと思っています。

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