アマゾンよりも古い熱帯雨林ジャングルと言われるカオソック国立公園。
カオラックからは車で約2時間ほどの場所にあります。
その国立公園内にあるチャオラン湖もあわせて行ってみたかったので、ツアーを利用して両方を体験してきました。
利用したツアー会社
今回、カオラックのホテルに着いてからツアーに申し込みを…と思ってホテルで聞いてみたら、なんとカオソック国立公園は扱っていませんでした…!
たまたま私が利用したホテルでは扱っていなかっただけだと思いますが、個人で行くならタクシー代は4,000バーツとのこと。
チャオラン湖の船の周遊を個人で利用すると1,700バーツ~(以下は当日船着き場で撮ったもの)なので、ざっくり最低約6,000バーツ。
それならやっぱりツアーがいいや、ということであわてて利用日の前日にツアー会社へ自分で手配しました。
利用したのはぷくこさんが紹介されていた「Khaolak tour plan」です。
Khao Sok Lake Safariという1人3,600バーツのプランですが、4人以上の催行になるため、私たち(2人)だけだったので1人500バーツの追加料金が必要でした。
割高ですが、結果的にプライベートツアーになって気を遣わずにすみました。
対応も早くてすぐに予約完了。料金は当日の朝に現金か銀行振り込みで支払います。
ツアーの様子
ツアーの主な旅程は
- ロングテールボートに乗る
- ジャングルトレッキング
- 洞窟を見学
- 昼食後、カヤックかスイミング(またはのんびり)
- ボートで戻る
というもの。
7:15にホテルにお迎えが来ました。
ハイエースに乗り込んで出発です。 やってきたのはドライバー兼ガイドさん1人で、そのお兄さんが1日のスケジュールを全部こなしてくれました。
カオラックエリアからチャオラン湖の船着き場までは約2時間。
道中には象が歩いている姿が見れたり、タイ南部で盛んなゴム生産のゴムが採れる木がたくさん植わっているのが見えました。
ラチャプラパダム
船に乗る前に立ち寄ったのが、ラチャプラパダム。
このダムの貯水池になるのが、チャオラン湖だそうです。
ここはきちんと管理されていてとても美しかったです。王室関連の施設だとのことなので、納得。
チャオラン湖
ダムから車で3分程度で船着き場に到着します。
船着き場にはちゃんとKHAOSOKの文字が。パタヤみたい。
プライベートツアーなので、私たち2人とガイドさん、船頭さんの4人だけ乗って出発。
風をきってどんどんと船はすすみます。
岩山が近づいてくると、かなり迫力があります。
最初の目的地であるトレイルの場所までは、約50分ほど。
チャオラン湖ってとにかく大きい。
目的地に近づいてくると、天気もあると思いますが水の色がとてもきれいに見えました。
ジャングルトレイル
「Klong ka-Swamp forest nature trail」というトレイルに到着。
ここから、ガイドさんと一緒に1時間ぐらいかけて森の中をトレッキングします。
ところどころに説明書きがあって、きちんと管理されたトレイルです。
写真だけ見るとなんてことのない登山道なのですが、鳥の鳴き声がまず日本の山とは全然違っていて。
ククッククッククッ…みたいなアマゾン感満載の鳴き声がします(説明下手ですみません)。静かな中で、このアマゾンぽさが非日常感満載でとっても良かった。
途中にはカメレオンもいました!
あとこの日は見なかったのですが、数日前にガイドさんが来たときにはトレイルそばの木に黄緑の蛇が巻き付いていたんですって。
写真を見せてくれましたが、今回出会わなくてよかった…。最初に遭っちゃったらびくびくしながら歩いてしまいそう。
トレイルの一番奥はマングローブ林の湿地帯になっています。湿地好きなので、ここもよかった。
あとは船着き場に戻ってまた船に乗ります。
洞窟を探検
次はPra Kie Phet Caveへ。
カオソック国立公園内にはこのほかにもたくさん洞窟があるのだそう。
洞窟内は暗いので、探索にはヘッドライトを装着します。本格的!
入り口付近はまだ明るいのでまだ裸眼で見える。
奥の方は真っ暗。ガイドさんが照らしながら案内してくれます。
コウモリがところどころにいて、少し不気味な感じでした。
蛇の抜け殻が途中に落ちていて、この洞窟の中にもいるんですって。ひえ~。でも人の音を察知すると逃げていくから大丈夫だよ、とガイドさん。
さらに奥には水が流れていて、足元が濡れてよければ行くけどどうする?と聞かれたので、私たちは断ってもとに戻りました。
昼食とカヤック
最後に昼食と、フリータイムです。
水上にあるレストランで食事をとります。
用意されていたのはカイジャオ、プラーニン、グリーンカレー、野菜いため。ちゃんと外国人用に辛くないものばかり。
プラーニンは全然臭みもなく、おいしかったです。
あとでトイレに行くときにふと湖面をのぞいたら、プラーニンがゆらゆらと泳いでいていました。さっき食べたのはここで捕ったものかな。
食事のあとは、泳ぐか、カヤックか、のんびりするか、好きなように過ごせます。
カヤックを少しだけしました。
気がすむまで過ごしたらあとは帰るだけ。
Three Mountains
と、その帰る途中に”海の桂林”と呼ばれる一番の映えスポット、3つの突き出た岩の前で写真撮影。
これは思ったよりも小さかったです。
個人的にはここよりも、トレイルや洞窟に行く前の船着き場の風景の方が好きかな。
ここからまた船着き場まで約40分+ホテルまで約2時間で、3時間近くかかってカオラックに戻りました。
持って行った方が良いもの
船はびゅんびゅん風をきって長時間乗るので、雨が降ると少し寒かったです。長袖があるといいと思います。
あと、カヤックはお尻が濡れるので、カヤックしたい人は水着を着て行った方が良いです! 私は普通にスポーツウェアで行ったのでけっこう濡れてしまいました。
まとめ
チャオラン湖へ行く前に、いろんな方の動画や写真を見たのですが、カラッと晴れた写真があまりなかったんですよね。
実際、私たちが行ったときもまさに”山の天気”という感じで晴れたり曇ったり、ときには小雨が降りだしたり…。とにかく天気が変わりやすかったです。
ただ、写真よりも実際に見た方がやっぱり迫力があって、遠いけれど行ってよかったと思いました。
チャオラン湖の船着き場は湖の最も東側(カオラックから遠い方)にあるため、スラターニーから行く方が近く、コストも安いそうです。
カオラックにこだわらなければ、スラターニーへ飛んでそこから行くのもありだなと思いました。
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