2024.6追記
現在はThai Smile Boatという名称に変更になり、路線はCity LineとUrban Lineの2路線、料金も少し変わっているようです。最新情報はfacebookで確認できます。
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2020年の末から運行開始している電動フェリー「MINE Smart Feryy(マインスマートフェリー)」に乗ってみました。
あの、黒と白の船体のフェリーです。
川の風に吹かれることはありませんが、エアコンがきいていて涼しい◎
汗をかくこともなく快適でした。
MINE Smart Ferryとは
2020年末より運行開始した、チャオプラヤ川を走る電動フェリー。
MINEとはMission No Emissionの略なのだそう。
調べてみたら、JICAが融資契約を結んでいるそうです。↓
この記事によるとフェリーは全27隻。バンコクの大気汚染や都市環境の改善に寄与するもので、JICAとしては2012年以降、タイにおいて初めて行う海外投融資なのだとか。
フェリーは現在、3路線あります。
距離が短い順に、
- CITY LINE(緑):サトーン~ピンクラオ橋(N12)
- METRO LINE(青):サトーン~ラマ7世橋(N24)
- URBAN LINE(紫):サトーン~プラナンカオ橋(N30/1)
出発時間は平日、土曜日、日曜日、祝日ごとに細かい設定。
路線と時刻表を見たところ、CITY LINEは旅行者向け、METRO LINEとURBAN LINEは通勤者向けなのかなという印象を受けました。
いずれも便は多くないので、確実にこのフェリーに乗りたい場合は時間を調べてから来る方が良いと思います。
料金は一律20バーツです。
サトーンピアからCITY LINEに乗船
今回は便が多いCITY LINEに、サトーンから乗ることに。
BTSサパーンタクシン駅2番出口を出て、左の船着き場奥へ向かいます。
スタッフは薄いグリーンのシャツを着ているので、すぐ分かります。
しかしこの辺り、整備されてきれいになりましたね。
スタッフが案内してくれるので、乗船します。
今回は時刻表を調べて定刻の10分前に来ましたが、すでにフェリーはいました。
支払い方法は、Webサイトではキャッシュレスのみのような書き方ですが、実際には現金払いできます。
乗船して船内入り口にいるスタッフに払えばOK。
QRコード決済、タッチ決済できるカードで払う場合はこのマシンから。
他の方を見ていると、みな現金で払っているようでした。
船内はこんな感じ。
中央の列の席に座れば、外が眺めやすいのでおすすめ。
BTSなどと同じように、次の駅が表示されて便利◎
前の方へ行くと少し天井が低くなっています。
外へ出るドアはありますが、通常は出入りできないようになっていました。
降りる時は自動音声が流れる上に、スタッフが「〇〇ピア~!」と叫んでくれるので降り間違えることもなし。
私が乗ったときの乗客は、半数以上が外国人旅行者でした。
ちなみに乗る時に行き先を聞かれました。アイコンサイアムには停まらなかったので、行き先を聞いて、降りる人がいないピアは停まらないのかもしれません。
感想
エアコンが効いているので涼しくって快適でした。
ただ、川の風は感じられないので、チャオプラヤエクスプレスボートのような風情はないかも…。
在住者でもあのボートに乗ると、タイ気分が味わえますもんね。
涼しく移動したい人や、3~5月頃の暑季にはいいと思います。
そもそも便が少ないので、通勤で使う…という人以外は、ちょうど乗りたい時間にこのフェリーが来た、という感じで利用する人がほとんどかもしれないですね。
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