年末年始はラオスに行ってきました。
主な目的は、まだ行ったことのないバンビエンへ行くこと、2021年に開通したラオス中国鉄道に乗ること、の2つ。
そもそもバンビエンはアクセスしづらい街でしたが、2021~2022年に鉄道と高速道路ができることでビエンチャンから1時間~1時間半で行くことが可能になりました。
これは嬉しい、ということで今回は、首都ビエンチャンからバンビエンまでラオス中国鉄道で移動した様子を書いています。
チケットの購入方法
調べたところ、購入方法は主に3つになるかと思います。
- アプリで購入
- 駅(またはビエンチャンセンター)で購入
- 旅行代理店で購入
ラオス中国鉄道のアプリ「LCR」から購入
「LCR」という専用アプリがあります。
LCR Ticket
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購入できるのは3日先までのチケット。
ただしユーザー登録にラオスの電話番号が必要です。
決済はVISAのクレジットカードでも可能で、私は試していないのですが外国人の方の口コミを見ると普通に決済できるようです。
このアプリは入れるだけでタイムスケジュールと料金を確認できるので、時刻表としても使えて便利。
チケットの残り状況も一目で分かるし、操作も直感的に使えて良いと思いました。
駅(またはビエンチャンセンター)で購入
ビエンチャン駅は中心地から16km離れており、車で約30分かかります。
現在の営業時間は6:30~11:00、14:00~15:30。
中心部にあるビエンチャンセンターでも購入できますが、他の方の情報によるとQRコード決済のみのようです。
旅行代理店で購入
最も簡単なのがこの方法。
ビエンチャンでもバンビエンでも、街中の旅行代理店で売っています。
お店により料金はまちまちで正規チケットの1.5~2倍の値段ですが、ホテルから駅までのピックアップも含まれています。
特にビエンチャンは街から駅までが遠く、Loca(配車アプリ)でも約200,000キープかかるのでその辺りも考慮して利用すると良いかなと思います。
あと旅行代理店のメリットは、アプリ上で売り切れのチケットも買える場合がある点。
実は私たちはラオス入りしてからアプリで購入する予定だったのですが、ピークシーズンのため乗りたい便が既に売り切れだったんですよね。
で、ダメ元でホテル隣の旅行代理店でその便が買えるか聞いてみたら、「買えますよ」と…!
アプリで売っているのは一部のみってことなのかな? 仕組みがよく分かりませんが、翌日乗りたかったので即購入。
スタッフがパスポートの写真を撮り、ピックアップ場所と時間を案内されて、ものの3分で終了です。
今回は急いでいたのでそこですぐ決めてしまい、あとでもっと安いお店を見つけてしまったのですが、時間がある人は何店舗か料金を見比べてみると良いかと思います。
リバーサイドエリアからビエンチャン駅まで
今回はメコンリバーサイドに泊まっていたのですが、ホテルに時間通りにピックアップのバンが来ました。
いくつかホテルを回って他の乗車する人をピックアップし、約30分でビエンチャン駅に到着。
動画などで見ていた通り、とにかく大きい。
駅に入るのに、飛行機と同じようにセキュリティチェックを受けます。
デオドラントスプレーなどの、スプレー類は持ち込みNGなので注意です。
駅構内は広々。
カフェやコンビニのような小売店もあります。
サンドイッチやおにぎり、ビアラオも売っていました。
中国っぽいなと思ったのが給水サービスコーナー。お湯もあるんですよね。
夏でも温かいものが飲みたい派なので、ボトルを持っていたら入れたかったな。
電車内(2等席・売店)の様子
駅を見学したら、車内へ。
2等車に乗ったのですが、真ん中を中心に、進行方向向きと逆向きの席が半分ずつ固定になっていました。
これは進行方向を見た様子。
今回たまたま進行方向向きの席だったのですが、逆だったらちょっと嫌かな…
席自体は、2等席でも乗り心地は悪くなく、電源もついていて良かったです。
1等席も逆向きの席があるのなら、2等席で十分かなと思いました。
乗車中は1度検札があり、警察も車内を巡回していました。
あと、電車内には売店があります。
飲み物やスナック、お湯を入れてくれるヌードル類など。隣の方が何かヌードルを買っていて、美味しそうでした◎
バンビエン駅~バンビエンの街へ
1時間ほどするとバンビエン駅に到着。
バンビエン駅もビエンチャンと同じくかなり大きい。
改札を出たところにトゥクトゥクが停まっています。
駅から中心部までは10分弱の距離です。
ちなみにビエンチャンで使える配車アプリLocaはバンビエンでは使えません。
トゥクトゥクは乗り合いできると事前情報で調べていたのですが、駅構内で動画を撮ったりたくさん時間を費やしてしまい、トゥクトゥクの所へ行った頃には他のお客さんはほとんどおらず。
君たち2人だけだからこの値段だよということで値段も下がらず150,000キープで街へ。ラオスの相場からすると高いけれど、仕方がない。
もしホテルで送迎を頼めるなら頼んだ方が安いかもしれません。
感想
コロナ禍中の2021年に開通して以来、ずっと乗りたかったのでやっと乗れて満足しました。
2等席であればビエンチャン~バンビエン間は1,200円ぐらいと安いので、ラオスへ来たら1度は乗ってみるとおもしろいと思います。
ラオスだけれど中国っぽさを感じて興味深かったです。
唯一のネックは駅へのアクセスで、特にビエンチャンの駅は遠いのでそこまでの移動が少し面倒という点でしょうか。
中国国境の街ボーテンも気になるので、次はボーテンに行く時に利用したいです。
★ビエンチャン~バンビエン間をバスで利用した時の記事はこちら
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