日本人の間ではマンゴスチン石けんが有名なヘルスケアブランド、アバイブーベ。
その研究や開発の拠点となっているのがプラチンブリ県にある「アバイブーベ病院」です。
製品ロゴに書かれている建物がある場所、と聞くと分かる方も多いかも。
マッサージが受けられることでも有名で、ずっと行きたかったのですが先日やっと行ってきました!
アバイブーベ病院の場所・行き方
バンコクから車で約2時間の場所にあります。
地図はこちら。
今回は夫が運転してくれて車で行ったのですが、敷地内は広く、駐車場は敷地内のほかに第2駐車場として外にもあります。
車以外の行き方としては鉄道が分かりやすいかなと思います。
フアランポーン駅から2時間45分ほどでプラチンブリ駅へ着きます。駅からはトゥクトゥクで病院まで10分ほど。
病院前にはトゥクトゥクが停まっていたので、帰りも駅までは行けそう。
バスの場合、バンコクの北バスターミナルから出ているようです。
またコロナ禍前にはあった旅行会社の日帰りツアーは現在は催行していないようなので、楽に行くならドライバー付きレンタカーを利用すると良いと思います。
マッサージと予約について
病院敷地内で受けられるマッサージは2種類あります。
- 病院内で受けるマッサージ(1時間250バーツ~)
- デイスパのマッサージ(30分600バーツ~)
今回私たちが受けたのは安い方の1.のマッサージ。
メニューはこちら。タイマッサージは1時間250バーツ~と格安です。
いくつか抜粋すると
- タイマッサージ:250バーツ(1時間)
- オイルマッサージ:300バーツ(1時間)
- フットマッサージ:250バーツ(45分)
- ハーバルホットコンプレス:150バーツ(30分)
予約で埋まっていることが多いそうなので、受けたい場合は必ず予約をしていったほうがいいと思います。
バンコクから2時間かけて行って受けられなかったらショックですもんね。
予約の電話番号はこちら。
私の下手なタイ語で電話してちゃんと予約できていなかったら悲しいので、今回は職場のタイ人スタッフが代わりに予約してくれました。ありがたや。
実際に現地に行ったら英語を話せる方がいたので、もしかしたら英語でも予約できるのかもしれません。
ちなみにデイスパの方のメニューはこちら。価格帯は高めです。
予約の電話番号も上記とは異なるのでご注意ください。
病院内でタイマッサージを受ける
マッサージを受ける場所
かなり分かりにくいのですが、この黄色い病院奥の建物の2階にあります。
ウロウロして分からず、結局近くにいる人に聞いてたどり着きました。
この通路をまっすぐ行き、突き当たったら右→突き当たったら左→突き当たったら右に行き、
左手にあるこの入り口から入ります。…ってこれも分かりにくいので、人に聞くのが一番早いです。
このエレベーターで2階へ。
到着です。
受付と会計
靴をスリッパに履き替え、入り口で予約がある旨を伝えます。
その後、中にある測定器で血圧測定。
血圧の結果とパスポートを、外の受付に渡します。
手続きが終わったら、今度は中の窓口で別の手続きをしてもらい、問診を受けます。
問診は、痛みがある場所はどこか?痛みのレベル(1~10まで)は?持病があるか?といったもの。英語でもOKでした。しかも私を担当してくれた方は日本語が少し話せました。
最後にお会計。現金かQRコード決済のみでした。
この一連の手続きは15~20分ぐらいかかったので、予約している時間より早めに行くといいと思います。
待合い室はアバイブーベの製品が飾られたりしていて、ちょっとしたスパのようでした。
実際のマッサージの様子
施術着に着替え、タオルで自分の足を拭くように言われます。
その後施術室へ。
人がいたので私が利用したベッドのみ撮りましたが、こんな感じ。
カーテンで仕切りがありますが、完全には閉めずに施術を受けました。
今回受けたのはタイマッサージ90分。
感想はというと、すごく上手なマッサージ師さんでした!
かなり経験を積んでいるんじゃないかな?と思うような、セン(体のエネルギーライン)をしっかり揉み解して決してツボを外さないマッサージ。
以前タイマッサージを習っていたのですが、その基本手法とよく似ていて受けながら思い出しました。
最近右肩がずっと痛くて、問診でもそれを伝えていたので、右肩中心にやってくれてとても気持ちよかったです。
あと90分だったからなのか、ハーバルコンプレスらしき施術もしてくれました。
こんな壺の中に薬となるものが入っていて、それをタオルで包んでトントンします。
器に入っているので、施術着の上からトントンされても特に汚れたりはしません。
香りはお米のような、芋のような…。最後に中身を見せてもらったけれど、白い植物のようなもので、タイ語で聞いたけれど結局よく分かりませんでした。
施術後はハーブティーが出てきてちょっと一息。チップを渡して帰りました。
ハーブの博物館を見学
マッサージ後に博物館へ。
アバイブーベ製品のシンボルになっているこの建物は、もともとラーマ5世時代の迎賓館だったそうです。
ずっと見てみたかった建物を目にして、ちょっと感激してしまいました。
現在はハーブの博物館として無料見学できます。
ちなみに裏には噴水があり、こちらもまた雰囲気が良いです。
中に入ると天井が高く、迎賓館らしい美しい造りになっています。
こちらは薬局になっていて、薬剤師さんが薬を調合してくれるそう。
2階にはハーブに関する展示室があります。
これは蒸留器かな。
ハーブをチョップする器具。
どの部屋も床のタイルがかわいくて、惚れ惚れしてしまいました。
博物館は30分ぐらいあれば見れる規模です。
デイスパ内のレストランでランチ
ランチはデイスパにあるレストランでとりました。
デイスパは病院とは違う建物で、高級感があります。
入って左手には待合いスペース。
右手はカフェです。
一番奥にレストランがあります。
ドアを開けるといきなり厨房なのでびっくりしますが、そのまま入ってOK。一瞬間違えたかと思っていったん外に出てしまった。
店内は、緑が見えて雰囲気の良い空間になっています。
こちらはメニューの一部。体によさそうなメニューが豊富で、しかもかなりリーズナブル。
バタフライピーティーとホットマナオティー
ホットドリンクメニューがたくさんあるのが嬉しかった◎
ハーブ入りオムレツ
カイジャオと思いきや、スパニッシュオムレツみたいな野菜たくさんのオムレツで美味しかったです。
パイナップル入りイエローカレーの炒飯
ガパオガイ
ガパオはちょっと辛かったけれど、どれも◎。しかも全部で285バーツでした。バンコクの高級モールのフードコートより安いような。
博物館見学やショッピングだけの場合でも、このレストランはおすすめです。
アバイブーベショップ
最後にショップへ。店舗は病院手前にあるのですぐ分かると思います。
想像していたよりもこぢんまりしていて、バンコクのスラサックにある店舗とあまり変わらないように感じました。
Buy 1 Get 1 Freeの製品や、割引になっている製品のコーナーもありました。
まとめ
マッサージを受けられて、念願の博物館を見学できたのでかなり満足の日帰り旅でした。
マッサージは事前にメニューがよく分からなかったのでタイマッサージで予約しましたが、よく吟味して選んでもよかったなとも思いました。ハーバルスチームバスやオイルマッサージが気になった。
見どころ(体験しどころ)がいろいろある病院って珍しいので、行ってよかったです。
あとプラチンブリは想像以上に田舎だったのが意外でした。
施設情報:チャオプラヤ アバイブーベ病院
- 住所:32/7 Soi Thetsaban Damri 7, Rop Muang, Amphoe Mueang Prachin Buri, Chang Wat Prachin Buri 25000
- Web:http://www.abhaiherb.com/
- facebook:https://www.facebook.com/abhaiherb/
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