普段タイの銀行のデビットカードをスーパーなどの支払い時に利用しているのですが、先日不正利用の被害に遭いました。
2年ぐらい前に、タイでクレジットカードの不正利用が頻発していて話題になっていましたが、現在でもあるんだなあと身をもって体験。
カードの再発行や警察への届け出など、なかなかに面倒だったのでその記録です。
夜に不正利用、コールセンターに電話
ある日の夜10時頃、スマホをさわっていたら銀行のアプリから1件の出金通知がありました。
身に覚えがなく「??」と思っていたらその5分後にさらに別の出金の通知が。
これは明らかにおかしいと思ってコールセンターに電話しようと調べていたら、さらに別の出金がありました。
これで計3件!
私が利用しているのはクルンシー銀行で、24時間365日の自動音声対応(日本語あり)があるので、そこに電話してすぐにカードと口座を止めました。
すべて自動音声で、カード番号やOTP番号を入力するだけで止められたので、人を介するより確実だなあと感心。(感心している場合ではないのですが)
とりあえずこれ以上の被害は食い止めたので安心して寝ました。
翌日、銀行と警察へ
翌日、クルンシー銀行の窓口へパスポートと通帳、カードを持参して相談。(3つすべて必要でした)
調べてもらった結果、不正利用は3件とも海外のYoutubeで課金されていたのが原因とのこと。
原因もすぐ分かるのですね~
カードは無料で再発行してくれ、口座も再び使えるように。
返金手続きには警察に書いてもらう調書が必要とのことで、そのための書類もタイ語で用意してくれました。
被害金額がかなり少額なら返金手続きはしない人もいるかもしれないですね。警察に行くの、面倒ですし…。
被害額は800バーツ程度で額は大きくなかったのですが、やはり取り戻そうということでトンロー警察署へ。
待ち合い室で30分、実際に呼ばれてから調書作成時間20分の計50分ほどで警察調書をもらえました。
それを持って再び銀行へ行き提出します。
返金はいつされる?
銀行の方によると、1~3か月で返金されるとのことでしたが、私の場合はちょうど1か月後ぐらいに返ってきました。良かった。
今回は少額だったのでいつ返金されてもあまり気になりませんでしたが、これが大金だったらけっこうヤキモキするかもしれません。
ちなみにスーパーなど目の前で決済するケースでしかほとんど使わないので、どうやってカード情報が流出したのかは分からないのですよね…
とりあえず1日の利用限度額は以前よりも少なく設定したので、慎重に利用するようにしたいと思います。
コメント