海外で病気を発症した場合、日本に一時帰国して治療をしても海外旅行保険金の対象となる場合があります。(既往症は除きます)
私はタイに住んでいる間に疾患がみつかり、海外旅行保険を利用して日本で手術・入院しました。
今回はそのときの話について書いています。
まず保険会社に相談
当時、貧血や下腹部痛がひどく、タイの病院で婦人科を受診しました。すると子宮筋腫が見つかり、手術が必要なことが発覚。
子宮筋腫は女性では珍しくなく、命に係わるような病気ではありません。
タイの先生からは、ここで手術してもいいし、日本で受けてもいいですよとのお話でした。
私は海外旅行保険は海外での治療費しか対象でないと思い込んでいたのですが、調べてみたところ多くの場合「日本でも対象になる」ことが分かりました。
一応、自分が加入している海外保険旅行保険会社へ問い合わせをしてみました。
返ってきた回答は
- 発症日から180日以内の日本での治療は保険金対象(上限はあり)
- いったんは自己負担、後の請求で保険金が支払われる
- ただし、海外~日本間の航空券費用と入院の差額ベッド代は対象外
タイの医療水準は高いですし、タイで手術すれば日本に帰らなくてすみ、費用もキャッシュレスで手続きが楽です。
どうしようか悩んだのですが、夫とも話し合った結果、日本で受けることにしました。
日本で手術を受けるまでにやったこと
日本で受けると決めたら、まずタイの病院で紹介状(英語)を書いてもらいました。少し日数はかかりますが、検査で撮った画像データなどもつけてくれました。
それができたらすぐに手術の予約を取るために一時帰国。
再度似たような検査を1から受けることになりましたが、最短で2か月先の予約がとれました。評判の良い先生ほど予約が取りにくいので、早めが良いです。
その後は2か月後に再度日本に戻って手術。
私の場合、術後の経過が悪く、すぐに2度目の手術を受けることになってしまったのですが、それも発症日から180日以内にぎりぎり収まったので保険を利用することができました。
ほかにも入院に必要な下着や寝間着、自宅と病院間の交通費なども支給対象だったので助かりました。
さいごに
上記は私が加入していた保険会社の話なので、各保険会社や疾患により条件は異なると思います。
もし手術が必要になった場合、まず保険会社(または会社)に相談してみることをおすすめします。
私の場合はタイでしたが、人により現在住んでいる国の医療水準と日本の医療水準を比較した場合、日本の方がよいと思う場合もあると思うので、ご参考になれば嬉しいです。
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