前から気になっていたタイの通称「地獄寺」。
「地獄におちるとどうなるか」を具体的に像で表現することで、人々に善行を促す目的のお寺のことです。
地獄寺はタイ全土に点在しているそうですが、バンコク周辺でおそらく最も有名なスパンブリー県の「ワットパイロンウア」へ行ってきました。
そのすぐそばにあるタイ料理店「クルアガンナー」もよかったのであわせて書いています。
※バンコク近郊のパトゥムタニ県にも地獄寺があります。こちらはおばけ屋敷のようでさらに興味深いです。
ワットパイロンウアの場所
バンコクから北西に車で約2時間、ナコンパトム県とスパンブリー県との県境近くにあります。
地図はこちら。
今回はたまたま近くに用があり車で行ったのですが、公共交通機関では南バスターミナル(サーイタイマイ)から68番バスでも行けます。
ただ、南バスターミナルがバンコク中心部から遠い&ワットパイロンウアの周辺には何もないので、他の観光スポットとあわせてタクシーチャーターで行く方が楽かなと思いました。
ワットパイロンウアの地獄の様子
ワットパイロンウアの敷地は広いです。
地獄の立体像があるのは、大仏の近くのこの辺り。
地獄の敷地内は思ったほど広くないですが、そこは本当に地獄絵図が広がっていました。
こんな責め苦を受けたくないと思うものばかり。
釜茹ではこの中でもきつそう…
この虫に食べられる(?)というのもかなりグロテスク。
身体は人間で頭が動物になる、という意味かな?
自分が子供の時に見たら、全部信じてしまいそうだなと思いました。
もちろんそれがこの地獄寺の目的なのですが、下手したらトラウマになりそう…
どれも強烈な像ばかりで、じっくり見ていたらあっという間に時間が経ちます。
それから、道を挟んで大仏様もいらっしゃいます。この大仏はかなり大きいので、遠くからも見えます。
大仏の近くにもいくつか像があって、一番インパクトがあったのがこちら。
周りにはDVをしている像などがあったので、「他人に尻ぬぐいをさせるな」という戒めなのかな? にしても、直接的すぎる表現(!)
鶏の藁焼きが美味しい「クルアガンナー」でランチ
地獄寺の後は、近くにランチへ。
激旨タイ食堂で知った、鶏の藁焼きが美味しいタイ料理店「クルアガンナー」です。
ワットパイロンウアからは歩いて10分ほどの距離にあります。
お店はタイ風の建物で、オープンエアの席のみのようでした。
鶏の藁焼きは注文を受けてから焼くのか聞いてみたら、今日はもう午前中に焼いたよ、とのことでした。
1羽まるまるで350バーツ。ガイヤーンに近い味ですが、ちょっとグリーンカレーのようなタイのスパイスがしっかり染み込んで美味しかったです。
ほかにはソムタムトートを。
周囲は田んぼが広がるのどかな環境で、のんびり食事ができました。
隣には同じ系列のカフェがあるので、お茶の場合はそちらへ行くと良さそうでした。
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