バンコクに住んではや数年。
これまで6回ほど引っ越しをしました。
我が家がバンコクでこれまで住んできたのはすべて、コンドミニアムの賃貸物件(※高級物件ではない)です。
これまでコンドミニアムの賃貸物件に住んできて感じたこと、気をつけた方が良いこと、探し方などについて書きたいと思います。
バンコクのマンションの種類
まずバンコクでマンションというと、主に3つに分かれます。
- サービスアパート…掃除などのサービスが付いているアパート。ホテルとして利用されていることもある。家賃は高めの傾向
- アパート…オーナーが一棟所有。各部屋のインテリアは基本同じ。修理などは一括で管理
- コンドミニアム…オーナーは各部屋により異なる。そのためインテリアは部屋によりさまざま。家賃は割安の傾向
3つのうち、ファシリティの内容や立地、築年数を考えると割安な物件が多いのがコンドミニアムです。
そのため会社の家賃補助がない、または少ない場合はコンドミニアムに住むことが多いかと思います。
我が家も会社の家賃補助は少ないので、コスパの良いコンドミニアムをずっと選択しています。
それでも日本ではこんな家賃では住めないよね、と思うような駅近・築浅・高層階の物件がけっこうあるのでバンコクのコンドミニアムはやっぱり安いと思います。
コンドミニアムの探し方
これ以外にもあると思いますが、我が家がこれまで探した方法は以下です。
タイの不動産仲介業者
賃貸物件を検索できるサイトはいろいろありますが、UIがイマイチなのもあるので私が主に利用してきたのは以下の3つ。
どれも検索しやすいと思います。
個人的には一番Propertyhubが見やすいかな? 今住んでいるコンドもこのサイトから問い合わせた不動産業者を通して契約しました。
流れは、
↓
空きがあれば、内覧日を決める
↓
現地に行き、内覧
問い合わせは、LINE IDが書かれていたらLINEが早いと思います。
あと高額物件だと送迎があるのかもしれませんが、基本は現地のコンドミニアムのロビー待ち合わせで内覧をします。
同じコンドミニアムでも各不動産業者で紹介できる物件は違うので、違う物件が見たい場合はそれぞれの業者さんに問い合わせるしかありません。面倒ですが…
日系不動産会社
日系不動産会社は30,000バーツ以上の物件しか取り扱っていないことが多いのですが、それ以下の物件も扱ってくれているところがあります。
私も問い合わせや内覧をさせてもらったことがあるのですが、日系の良さはきちんと返信があることだと思います。
タイの不動産会社だと、LINEでこちらの個人情報をすべて聞き出した挙句「空きを調べてまた連絡します」と来たきり、音沙汰なし…ってことが何度かありました。(おーいっ)
自分の足で探す
地味に楽しいのがこの方法。
住みたいエリアを事前にGoogle Mapsを眺めて目星をつけ、良さそうな物件にアポなし訪問するというもの。
物件によってすぐに内覧させてくれるところもあれば、今すぐはできないけど、この会社に連絡してみて、と連絡先を教えてくれたりとさまざまです。
正門からロビーに入って見てみるだけでも、何となくの雰囲気がつかめるので良い方法だと思います。
契約で気をつけたいこと
契約できるのは1か月~1か月半先からが多い
日本の場合、2か月先からの契約でも待ってくれたりしますが、タイでは先すぎると断られることがあります。
たいてい1か月半~1か月先からの契約でないとダメなことが多い印象です。
以前、1か月半先からの契約で話を進めていたところ、「ほかにもっと早く入居できる人が見つかった」という理由で途中で断られたことがありました。
かなり気に入っていた物件だったのでショックでしたが仕方ありません。
デポジットを入金して契約書を交わすまで気が抜けないです。
車やバイクの駐車代の確認
車やバイクを持っている場合は、駐車代が必要かどうかも先に確認しましょう。
車は1台なら家賃に込みというところが多いように思います。
一方、バイクは無料のところもあれば、ひと月800バーツというところもありました。
デポジットは2か月分が必要
契約時にデポジットが2か月分必要なことが多いです。
ちゃんと返ってくるのかどうか心配になりますが、これまで住んだところでは、大きな損傷がなければ全額返ってきました。
連絡先を確認しておく
住んでいると家電が壊れたなど、何かしら不具合は起きるもの。
不動産業者さんと可能であればオーナーの連絡先は確認しておきましょう。
前に住んだ家では、不動産業者さんの連絡先しか知らなかったのですが、いつの間にか業者が変わっていて連絡がつかなくなったことがあり、あわてたことがありました。
ちなみにオーナーはタイにいる人とは限らず、外国にいるケースもよくあります。
コンドミニアムのデメリット
割安なことがコンドミニアムのメリットですが、よく言われているようにデメリットは、「住んでみないとオーナーがどんな人かは分からない」という点。
家の備品に修理が必要になった時に、すぐに対応してくれるか、費用を負担してくれるかなどはオーナー次第です。
これまで住んだところでは、親切なオーナーもいましたし、うーんと思うような方もいらっしゃいました。
費用負担でもめたことはないのですが、契約書にあることと違うことを言ってきたり…などです。
こればかりは運なので仕方がありません。
ただ、タイの賃貸契約は1年が一般的なので、嫌だったら1年後に引っ越せば良いです。
引っ越しは面倒ですが、不要品を捨てる機会になるし、環境が変わって気分転換にもなるのでポジティブにとらえれば良いかなと。
まとめ
特にトラブルがなければ割安で良い物件に住めるので、バンコクのコンド住環境は個人的にはかなり気に入っています。
現在でも新しいコンドミニアムはどんどんできているため物件数は多く、根気よく探せばどこかしら部屋は見つかるかと思います。
家具家電がついているのが基本なので引っ越ししやすいのがいいですね。
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