クルンカセーム運河に2020年11月に導入された電動ボート。
まだ乗ったことがなかったのでボートを利用して、テーウェートエリアを散歩してきました。
ボートは電動なので静か。運河沿いはふだんあまりじっくり見ないエリアなので、ちょっとしたショートトリップ感が味わえました。
クルンカセーム運河の電動ボート
まず、クルンカセーム運河ってどこ?という話から。
フアランポーン駅の横からざっくり南北に伸びる運河です。図のオレンジ色のラインがボートの航路になります。(赤と青はセンセープ運河のボートの航路)
乗り場は全部で10つあり、最終駅がThewarat Market。
- Hua Lamphong
- Nopphawong
- Yot Se
- Ministry Of Energy
- Yaek Lan Luang
- Nakhon Sawan
- Ratchadamnoen Nok
- Democracy
- Thewet
- Thewarat Market
所要時間は約30分。
Thewarat Marketのすぐ先は、チャオプラヤエクスプレスボートのオレンジラインの駅であるテーウェートピアになります。
乗り場と料金、時刻表
ボートの始発乗り場は、国鉄ホアランポーン駅のすぐそばです。
地図はこちら。MRTホアランポーン駅2番出口を出て、国鉄駅へ入らずに左に進むとああります。
2022年1月現在、料金は無料です。いつ有料になるのかな?
現在の時刻表はフアランポーン乗り場に貼ってありました。
ざっくりまとめると、以下のようです。
- 運航時間は平日6:00~19:00、土日8:00~19:00
- 9時~16時の間は30分おき(0時,30分)、それ以外は15分おき(0時,15分,30分,45分)に出発
- フアランポーン、テーウェートマーケットそれぞれを同時刻に出発する
電動ボートの様子
こちらがフアランポーン乗り場。
出発時間ぎりぎりに行ったので、すぐにボートが来ました。
スタッフに必ず「降りたい乗り場」を聞かれるので、伝えます。
ちなみに帰りのボートも乗り場のスタッフ、ボートのスタッフそれぞれに何度も聞かれたので、降車ボタンがあったらいいのになと思いました。
出発すると、ボートは電動なだけあってとても静か。そして速度もかなりゆっくり。
ボーベー市場にさしかかると、服の露店が橋の脇に連なる様子がよく見えました。
ボーベー市場を過ぎると、一番楽しみにしていたセンセープ運河との交差点!
信号とカーブミラーがありますが、スタッフがちゃんと目視でも確認して進みます。
ただ、センセープ運河に差し掛かる少し前に、センセープ運河側のボートがけっこうな勢いで進んでいたので、あちらが優先なのかな。乗客も多いですし。
ボートが進みドゥシット地区に入っていきます。
途中、逆方向から来た電動ボートとすれ違いました。
でもやっぱり静かなので、センセープ運河のボートみたいにすれ違っても船がぐわんぐわんしません…!
あと、クルンカセム運河ではオオトカゲをたくさん見ました。行き帰りだけで6匹ぐらい見たんじゃないかな? ボートの敷居が低いからよく見えるんですよね。
そうこうしていると終点の1つ手前のテーウェートに到着。
他のお客さんもここで全員降りていました。
テーウェート地区をさんぽ
行ったことのないエリアだったので、ボートを降りてから少し散歩をしてみました。
テーウェート市場
ボート乗り場から歩いて3分ぐらいにあるローカルマーケット。地図はこちら。
肉、魚、野菜、雑貨…さまざまなものがそろっています。特に買うものはないけれど、地元の人で賑わっていました。
ワット・インタラウィハーン
薄い大仏さまが有名ということで気になっていたお寺。地図はこちら。
こんなローカルな道を通り抜けて行くと、、
お寺に大仏さまが。
横から見ると、確かに薄い!
写真では伝わりづらいのだけど、想像していたよりも大きくて見ごたえがありました。バンコクにある大仏ではかなり大きな部類に入るのでは。
カフェ「Unbranded Cafe」
歩き疲れたのでワット・インタラウィハーンの隣のソイにあるカフェで休憩を。地図はこちら。
こちらのカフェ、オープンエアで鳥のさえずりが聞こえてのんびりした空気。とても雰囲気がよかったです。
スペースの一部では何かグループの会合をしていたのですが、こういうとき言葉が分からないって便利◎ あまり気になりませんでした。
もともとホテルのカフェみたいで、現在ホテルは営業していないみたいですが、どこもレトロでかわいかった。
メニューは洋食とタイ料理、あとクロワッサン類もあります。
ラテ(80バーツ)とクロッフル(75バーツ)で少し休憩。
ここはまた来たいなと思えるカフェでした。
クルンカセーム運河沿いのその他の見どころ
今回はテーウェート周辺に行ってみましたが、クルンカセーム運河沿いで他に見どころといえば、「ナンルーン市場」かなと思います。
ナコンサワン乗り場でボートを降りると、徒歩3分ぐらいでバンコク最古の市場であるナンルーン市場が広がっています。
市場にはおいしい食堂が多く、周辺にはおしゃれなカフェも点在。
ピンク色の建物もかわいくて、散策が楽しいエリアです。
ボーベー市場も近いけれど、こちらはセンセープ運河のボートの方がアクセスがいいと思います。
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