遺跡と猿の街「ロッブリー」へ日帰り鉄道旅

タイ
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タイ中部の街「ロッブリー」へ行きだけ鉄道を利用してぶらりと行ってきました。

ロッブリーは乾期のひまわり畑古い遺跡、あと猿がたくさんいることで有名な街。

アユタヤより北へさらに車で1時間ほどの場所に位置します。

ひまわり畑は乾期のみの上、旧市街から離れていますが、遺跡は旧市街にぎゅっと集まっている上、国鉄駅からほとんど徒歩で行けるのが◎。

旅行者にとっては観光しやすい街です。

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ロッブリーへの行き方

ロッブリーへ行くには、車以外だと主に2つ。

  • 鉄道
  • バス(モーチットにある北バスターミナル発)

今回は旅気分を味わうために、行きだけ鉄道を利用しました。

北線に乗るので、始発はフアランポーン駅です。

相変わらず旅の始まりの雰囲気が◎。

延期延期と続いて、バンスー駅にはいつ移行するんだろう?

チケットは当日、窓口で購入しました。

普通列車だと安いですが、今回は日帰りなので時間を重視して、特急で。

1人374バーツでした。

購入にはパスポートの提示が必要です。支払いはカード不可です。

時間は8:30発→10:28着の便に乗りました。

時刻表はタイ国鉄のサイトで確認できます。

ちなみにこの便でチェンマイまで行く場合、641バーツなのですって。昼行便は意外と安いのですねえ。19:30着なので11時間乗る必要はありますが…

電車はオレンジ色のよく見るタイプ。

列車は3両編成。すべてエアコン付きで、快適です。

電車は定刻の8:30ちょうどに出発! バンコクを抜けると田舎の街並み。

アユタヤに着いたあたりで食事が配られました。

中身は、菓子パン、ご飯、おかず2種(ペナンカレー・貝のおかず)、小さいお菓子、お水です。

最初一部の人にしか配っていなかったので、チェンマイまで行く人にだけなんだなと思っていたら、自分にもあってびっくり。

ローカル色が強いご飯なので特になくてもいいのだけど、何が入っているか興味はある 笑

すべて真空パックなので、自宅に持ち帰って食べたらペナンカレーは激辛でした。卵を追加して小鍋で温めたらマイルドになって美味しかった。

さて、電車は定刻より15分遅れてロッブリーに到着しました。

ロッブリー旧市街の見どころ

ロッブリー駅

田舎らしい小さな駅です。

電車を降りると、猿の像や絵がいっぱい。

ちゃんとマスクしてました。

猿の像が多いぐらいで大した駅ではないけれど、車やバスで来た場合、駅の目の前にある遺跡(ワット・プラシーラッタナーマハータート)を見るならついでに寄ってもいいかな。

ワット・プラシーラッタナーマハータート

駅のすぐ前にある遺跡です。→地図

入場料は50バーツ。

人が全然いなくて、貸し切り状態でゆっくり見れました。

ホエヨと鳴く鳥の声も聞こえて、本当にのどか。

ここは猿もいないので安心です。

プラ・ナラーイ・ラチャニウェート

1つ前のワット・プラシーラッタナーマハータートの裏にある宮殿。→地図

博物館と遺跡をあわせて見れます。入場料は150バーツ。

ここはアユタヤ王朝第3代・ナラーイ王によって、1656年に建設されたそう。

王が西洋諸国との外交・貿易を盛んに行っていたのもあって、西洋の建築様式を取り入れた建物が造られたそうです。これもその1つでアーチ型が美しい。

一番奥に博物館があります。

中にはアユタヤ王朝の展示物がたくさん。英語表記もあり。

が、エアコンはおそらくほとんど効いてなくて扇風機。暑かったです。

あと、館内は靴をぬぐ必要があります。特に注意表示が見えなかったので、靴をはいたまま見ていたら途中で指摘されました。

よく見たら外に靴箱があったので、ご注意ください。

敷地内は広く、大きな遺跡がたくさんあります。

こちらは入ってすぐにあるオフィス棟。ここだけ他とテイストが違います。

全体的にとてもきれいに整備されていて、気持ちのよい場所でした。

こちらも猿はいませんでした。

プラーン・サームヨート

クメール時代の3基の塔堂(プラーン)をもつ寺院。→地図

ロッブリーで最も猿が多い寺院としても有名なこの場所。

少し敷地内をのぞいたらもう、本当に猿がいっぱい。

今回は外から見学するのみにしました。動物は好きな方だけど、さすがに狂犬病などのことを考えるとちょっと怖いです。

ここはクメール時代の12世紀末から13世紀ごろに建てられ、ナラーイ王の時代に修復してアユタヤ式の仏像を安置したのだそう。…と入っていないから歴史だけ少し勉強。

入場料は50バーツのようです。

サンプラカーン

プラーン・サームヨートのすぐ近くにあります。→地図

ラウンドアバウトの中心にあるので少し歩きにくいですが、参拝客が多く賑わっていました。

こちらは猿はあまりいません。

ロッブリー旧市街の街並み

旧市街はこぢんまりしています。

KFCとコンビニは見かけましたが、大きなスーパーやショッピングモールなどはありません。なので、トイレは行けるときに行っておいた方がいいです。

コロナの影響もあってか、行ってみたいと思っていたカフェや飲食店が閉店していて残念でした。

猿は、プラーン・サームヨート周辺にたくさんいました。

ペットボトルやサングラスみたいな、猿の注意をひくものを持っていなければ特に飛び掛かってきたりはしません。

でもそばを通るときはやっぱり怖かった。子ザルは見ている分にはかわいいのだけども。

地元の人は棒やムチのようなもので追い払っていました。猿と共存するのも大変ですね…

ロッブリーからバンコクへバスで帰る

帰りはバスで帰りました。

国鉄ロッブリー駅のすぐ近くに、バンコク行きのバス乗り場があります。地図はこちら。

乗ったのは、写真と同じタイプの少し小さめのバスでした。バンタイプじゃなくてよかった。

待合いスペースもあります。

受付にある時刻表には、毎0時ごとに出発するものがあったので、14時発ので帰ろうと思ったら、「14時発はない。15時に出るよ」とのこと。

実際には14:50という微妙な時間に出発しました。時刻表はあってないようなものなのかも。

座席は指定席で、バンコク(モーチット)までは120バーツ

終着はモーチットにある北バスターミナルですが、BTSモーチット駅で降りる人がいたので一緒に降りました。

ちょうど2時間で着きました。

ロッブリーの街自体、あまり街を盛り上げよう!的な雰囲気もなく地味な印象ですが、バンコクから鉄道で日帰りするにはちょうどいいと思います。

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