チェンライ旅行で楽しみにしていた1つ、「ゴールデントライアングル」。
タイ・ラオス・ミャンマーの3つの国境がまたがる場所です。
かつて世界最大の大麻の産地でもあったところ。
コロナ禍で現在は難しい国外旅行に飢えているので、国境と聞くとワクワクせずにおられません。
通常時であれば、ラオス領やミャンマー領へ上陸できるようですが、現在は不可。
それでも十分興味深く、楽しめました。
ゴールデントライアングルの場所
チェンライ市街より車で1時間20分ほどの場所にあります。
行き方は、バスとソンテウで乗り継いで行く方法や、レンタカーなどありますが、私はタクシーチャーターで行きました。
詳しくはこちら
ワット プラタートプーカオからの眺め
高台にワットプラタートプーカオというお寺があり、最初にそのそばの展望台から眺めました。
左がミャンマー、右がラオス、手前がタイ。
見たかった場所を見れて満足…!
ミャンマー側はほとんど建物が見あたりませんが、ラオス側にはそこそこ建築物があります。
ゴールデントライアングル公園
川沿いに公園があり、散策できるようになっています。
写真スポットの門。
高台から見たときと比べると、ミャンマーがより近く感じます。
ラオスは「金三角経済特区」という漢字が目立って見えました。中国がラオス政府から99年租借で作った特区だそう。
川沿いのこの一帯には、お寺やお土産もの屋さんが連なっているので、ぶらぶらと散策。
川岸にはボートがたくさん泊まっていますが、観光客の少ない現在はほとんど稼働していませんでした。
一隻だけ、客船らしきボートが走っているのを見ました。
ただのメコン川周遊はできるようです。
アヘン博物館(Opium Museum)
お寺のふもとにある「アヘン博物館(Opium Museum)」にも行きました。
入場料は50バーツ。
チケットの代わりに、ケシの花の写真や絵のハガキがもらえます。こんなハガキが届いたらきっとびっくりするな。
初めは、この地域の少数民族の暮らしの様子が展示されています。
ケシの花の畑が再現されていました。絵ハガキを見ても思ったけど、かなりキレイな光景だったのではないかと想像しました。
説明は英語表記もあり、アヘンの歴史の始まりから、どのようにこの地域へ伝わってきたのか説明されています。
アヘンを測るための測り、重し、キメるためのパイプなどが多く展示。
ちなみにエアコンが効いているのは、この辺りの一部の部屋のみでした。
1階の最後には、痩せた人の展示。
使うと捕まりますよ…という警告かと思いましたが、常用すると体重減少や知能の低下、やがては死に至ることもあるという話でした。
展示物は2階もあります。
小さな博物館だけど、思ったよりも見ごたえがあり行ってよかった。
ここから2km離れたところにはもっと規模の大きい、メーファールアンという財団が運営するアヘン博物館があるそう。
時間があればそちらにも訪れてみたかったです。
- 営業時間:9:00~17:00
- 入場料:50バーツ
- Web:https://houseofopium.co/en/
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